よいおっさんへの道

高原 泉  スケッチ展

高原泉 スケッチ展 「ボンジュール」
2009年6月13日(土)~22日(日)


行ってきました

よかった…



会場は 倉敷市本町  アンティークカフェ・フェリシテ
高原 泉  スケッチ展_a0102098_883151.jpg



紅茶染めの水彩紙に 耐水ペンでスケッチ その上に着彩
とにかく 線に迷いがなく とても生き生き 生活の喜びに満ちてる


彼女の作品との出会いは かれこれさかのぼること 10年前か?

オープン間もなかったと思うが 「夢空間(さろん)はしまや」さんでの 彼女の第1回のスケッチ展
『第1回 高原 泉 イギリス・スケッチ展 -自分発見の一人旅-』高原 泉  スケッチ展_a0102098_10164859.jpg


1999年のDMを いまだに持ってるところが 私の気持ちの入れようがわかると思う(笑)

あれから 結婚され 一児の母となり それでもなお 旺盛な創作活動
人への愛 モノへの愛 家族への愛

それらは 作品からもそうなのだが 今現在は ブログからも感じることができるようになり ありがたく嬉しい

デビュー当時からは 当たり前だが 作風も相当変化してる感じ
当初は 耐水性の ピグマか何かのサインペンを使ってるような感じだったが
今は 何を使われてるんだろう?
相当太い部分もあったり カスレも入ったりしてる
奔放なペンさばき でも 気持ちの入った線 これは 相当に手を動かして描き込む 日々の積み重ねがないと無理だと思う
間違いを修正できない ペンのことなので 時として 我々は注意深く ビビッた線にしてしまいがちだ


後日 このような礼状をいただいた
高原 泉  スケッチ展_a0102098_10261877.jpg




フェリシテさんの店内

多分私だけだと思うけど 彼女の身近な風景作品を眺めてると
スウェーデンの画家 カール・ラーション を 思う
妻と7人の子どもたちへの愛あふれる 日常のちょっとした風景
そこここに アウトラインを配した イラスト スケッチ的な表現
フランスの印象派の画家たちにも 多大な影響を与えている

彼女は 私にとっての 岡山の カール・ラーション だ


絵葉書のセットをいただいて お店を出ようとする…
和服姿の 高原氏に話しかけられる
「旅行のかたですか?」

「いえ 地元のものです」

「こちらは どうしてご存知なんですか?」

いろいろ お話をしたかったけど ダメなんだよね 話へたで…
 
「いえ ちょっと通りすがったものですから…」

高原泉さん
こんなファンもいるんです
ごめんなさい orz
by win-twins | 2009-07-14 07:00 | アートネタ