よいおっさんへの道

FUTAへ

1月2日が誕生日
君と暮らしはじめて 14年目に突入した

我が家の近所の 山ふところに ある 工悦邑(こうえつむら) の住人 
造形作家の榎本さんから予想以上に生まれたのでという 
全くの偶然で タダ で いただいた

母親の名は フブキ(吹雪)
君の名は フウタ(風太)
僕らが一生懸命世話するとちかった 小学生のTWINSの命名
何となく 天候つながり 太の字は TWINSの名の一文字をいただいたかたち
だから TWINSと君は三兄弟だ


若いやんちゃな頃から比べると 足腰も弱った
この間なんか 散歩中におしっこしようと 後ろ足の片方を上げたら もう片方の後ろ足が支えきれずにひっくり返り 仰向けになったね
おかしかったけれど 少し寂しかった

最近は 寒いのでクッションで眠る
このクッションも3代目だ
L.L.Beanの角型ラージサイズ

昨夜も クッションでうとうとしてるので 彼の身体に その昔 姪っ子のおくるみとして使っていた布を そっとかけてやった
そして そのまま忘れて 私も眠りについた
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夜中にトイレに行こうと目を覚まし起き立つ
ふと FUTAに目をやる
午前3時をまわっている
私が眠る前の そのままの姿勢 おくるみもそのままで眠っている

寝返りも打たないのか
滑稽に思い 明かりをつけて 写真撮影
それでも 眠ったままだ…
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ぞっとして揺り起こす
おもむろに目を覚ます

こんなことも 若い頃はなかったように思う

大型犬は 10歳を超えたらいつ亡くなっても不思議ではないといわれる
この村にゴールデンは 4匹いた
みんな君より若かったが みんな死んでしまった
君は10匹兄弟だけど もう何匹亡くなったんだろう…
 
君との暮らしは あとどれくらいだろうか
一人暮らしの 私としては 君がいるおかげで 気まぐれに遠出もできないし 残業もほどほどで終えるようにしている
ときとして 疎ましく思うこともある

でも 君が最期の時を迎えるのは そう遠くはないという現実を考えると 心が乱れる

ペットとの生活も 君で最後にしようと思っている

できることならば 君にはいつまでも生きていてほしい

by win-twins | 2008-01-23 19:27 | FUTAのいた日々