よいおっさんへの道

門田屋敷のギャラリー

荒井翔碧磁器展
思い出ボウル

行って来ました
うどん食って 腹いっぱいの状態で…
市内でも由緒ありそうなエリア
ただものじゃない方々がお住まいと思しき豪邸が建ち並ぶ その奥に これまた タイムスリップしたかと錯覚させる…

ギャラリー さとう 
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コンクリート打ちっぱなしのモダン建築も好きですが こういった佇まいも本当にホッとさせてくれるので好き
このお宅 もとは貸衣装屋さんだったと聞いたことあるが 定かじゃない
玄関も畳の間も土間増築部分もギャラリーとして利用されている

荒井さんの作品がいたるところに…
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私はてっきり カフェオレ ボウル がたくさん並ぶのかと思ってましたが そうじゃなかった
カフェオレ ボウル よりひとまわりりもふたまわりも大きな いわゆる 鉢ものがその主役だった

そして ところどころには 彼の定番のそばちょこもあったりして
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荒井さん夫妻とは もう結構長いおつき合いで15年くらいにはなると思う
すべての展覧会を網羅できてるわけじゃないけども 今回の展覧会は 原点ではないけど 「もとにもどってきた」感じがした
でも もとにもどるといっても むかしのアラちゃんではないので やはり 過去の作品の復元にはならない
進化している
これって とっても大事なことじゃないかと思う
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彫刻家 佐藤忠良はこんなことを何かに書いていた
「個性的でありたいと願って いろんなことに手を広げる時期もあるかもしれないが 結局大切なのは 自分を 自分の足元をいかに掘下げることができるか ということだ これが唯一の個性的になる道だ」
自分のできることを 淡々と 繰り返す 自己模倣と言われたってかまわない ひとつ場所にとどまって そこを掘り下げてゆく

なんだか かっこええですね
そんなことをふと思ったアラちゃんの個展でした

帰り際 このご近所の 『創作料理の店 こっく』を宣伝しておきました

おくさんのゆりさん また若くなっていたような… まったくすごい夫婦だ

by win-twins | 2007-10-07 16:00 |