よいおっさんへの道

倉敷 東町で

倉敷 もう地名からして大変よろしい
早くから そして住民自ら その町並みの美しさと価値に気づき 保存活動を繰り広げた先駆的なところ
柳宗悦に代表される 民芸運動の拠点となり 芹沢圭介などの薫陶も特筆される

私の高校時代の途中下車の場所
おいしいコーヒーと おいしいうどんを 初めて知ったところ

初めての人は 美観地区に足を運び 大原美術館やアイビースクエアに行って…といったパターンだろう 
私も大好きです まずは 市営駐車場に車置いて 美観地区を必ずチェックします
絵になりそうな場所とか ギャラリーとか…
そして ここからなんですが 倉敷通は必ず横道にそれて より生活臭のするエリアへと足を踏み入れるんです

倉敷市東町 ここも相当観光客が入り込んできますが 美観地区に比べたら間違いなく人は少ない 少なくとも団体さんは間違いなくこない

そんな大好きなエリアに 呉服の『はしまや』 さんがあります
それを営む 旧家 楠戸家… その建築群自体 大変な価値のあるものだと思います
でも そこにここ10年くらいで少しずつ新しい動きが出てきました

その一つに 米蔵を改装させた カフェギャラリー(夢空間はしまや)のオープン
できた当初は ほんとうに隠れ家的なお店でした

そして その数年後に その庭を挟んであった北棟を再生させ 倉敷建築工房 楢村設計室が入りました
私の家の図面を引いてくださった方
ほとんど不可能と思っていた私達の夢の数々を 実現してくださった方 
お金がないなりの手法で 空間を提供してくださった方
先般 こんなDMをいただきました
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ほほう 北蔵を再生して ギャラリーとしてオープンとな
楽しみじゃ 是非参ります 是非是非参りますよ

しかも 大好きな シャングリラの旅 鈴木喜一先生 のスケッチも見られる
建築家にして神楽坂建築塾塾長
そして これが このDMのもう一方の面
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近代建築史への旅Vol.18  倉敷展
2007.9.22(土)~10.1(月)
by win-twins | 2007-09-22 12:33 | アートネタ